子どもの頃からものづくりが好きでした。プラモデルを作ったり、段ボールで家を作ってみたり…。実家に帰れる距離の会社に就職したいという思いもあり入社を決めました。

施工管理の仕事は億単位のお金を動かす仕事でもあります。規模の大きな仕事であるということや、建設に関わる全ての業種をしっかりコントロールして建物をつくり上げることで大きな達成感を味わうことができる仕事です。
こだわっていることは「安全」ですね。職人さんはどうしても仕事の効率にこだわります。そのためについつい安全をおろそかにしがちになります。ですが、事故を起こさないことはあらゆる面からとても大切なことなので、全てを円滑に進めるためにも、何よりも大切にしたいと感じています。
責任の重さからプレッシャーも感じる仕事です。だからこそ、この仕事を通して、専門的な知識はもちろん、忍耐力が身につきました。業者ごとのやるべき仕事がスムーズに引き継げない状況が出たり、工程に遅れが出たりすると、全ては自分の責任。言いづらいことを伝えることが必要な場面もあります。それは相手にとっても全体にとってもより良い結果を出すために必要なことですから、お互いのために必要な情報を共有するスタンスで伝えるようにしています。
体力的にも精神的にもそういう意味では鍛えられる仕事です。
何より、共有すべき必要な情報を見落とさないことも大切ですから施工図面を持ち歩き、気になることは常に確認するようにしています。

優秀な施工管理職は段取りが良いんです。現場ごとに見極めるべきポイントを熟知している。おさまりが悪いところに気づくのも早い。早い段階で必要な段取りができれば、対応も早くなり、スムーズに現場を進めることができます。頭の回転が速いというか、経験と知識によって、どのタイミングで何を確認すべきかが良く分かっているのだと思います。
つまり、戦略を立てるスピードが速いということ。憧れますね。
そんなレベルを目指して頑張っていきたいと思います。
また、時間があれば、海外の建物を見て歩きたいですね。ヨーロッパの建物に興味があります。家や建築デザインに惹かれます。
自分で自由に家をデザインして創るということも、いつかやってみたいことの一つですね。