私たちの仕事の魅力は、自分が創造したものが形として残ること。そして地域に住む人々の支えとなり、次世代まで受け継がれていくことです。ただし、それは簡単な事ではありません。建物の建設には、人、物、お金、時間、法律など様々な要素が絡み合っていることから、常に先を読み、先んじて手を打っていくことが求められます。一つとして同じ建物、現場がないからこそ、絶えず自分自身のあり方を試されます。それゆえ、判断力や対応力、そして人を動かす力が身に付くのだと思います。ものづくりの中でも、比較的大きな商品を扱う仕事ならではの課題や困難があります。だからこそ、それらを乗越え建物がカタチになった時の達成感はひとしおです。また、建物は時にリフォームやリノベーションをされ、時代の変化に応じて姿や役割を変えて人の役に立ち続けます。
人の想いが込められた『一生モノ』を造る、それが私たちの仕事です。

当社は経営理念として「仕事を通じ、広く社会のお役に立ち、更に郷土の発展に貢献する」ということを掲げ、その実現のために日々進化し続けています。
良い仕事を行うためには、より良い組織づくりが必要です。社員一人一人が、仕事に対するやりがいや楽しさを感じられる場であること。そして、自分の考えや想いを発信できる環境であり、働きやすいと感じられる場であること。そのために必要なことを今後も積極的に取り入れていきたいと思います。

仕事自体が面白く、やりたいことが実現できれば、一人ひとりの成長のスピードは自ずと上がります。社員には、もっともっと自分で考えたことをアウトプットしながら、チャレンジして欲しいと思っています。社員同士や上司部下の関係性も比較的フラットで、会話や相談もしやすい環境があります。建設業界では珍しい雰囲気の会社かもしれません。
今後も事業間の交流の機会を増やし、今まで以上に、これからのビジネスを発展させるためのアイデアを共有する場をつくります。一人一人の成長こそが会社の成長へと繋がります。

建築物は決して一人では造り上げられません。だからこそ、コミュニケーションは大切です。お客様の要望と真摯に向き合い、社員同士で情報を共有し、協力会社と一緒になって一つのカタチに造り上げていきます。特に私たちの仕事は多くの人と支え合うことで成り立っています。だからこそ、そのためのコミュニケーションが必要であり大切なのです。良い仕事ができる人間とは、「困っている人がいれば声をかけられる人」、また、「いざとなった時に声をかけてもらえる人」だと思っています。皆さんにも、人と人との繋がりや絆を大事にしてほしいと思っています。

我々は100年企業を目指しています。
昨今は技術革新が著しく、建設業でもICTやIoT、AIといった機械化、省人化、自動化が進み始めており、時代は常に目まぐるしく変化し続けています。その一方で、建設業では完全な機械化や自動化は難しい部分があると考えています。私たちが造る建物は必ず人の「想い」が存在します。お客様や地域の人々、営業、設計、現場、関わる人すべての想いが宿っています。それをカタチにしていく作業は人にしかできません。だからこそ、そこに感動が生まれるのです。
この２つの側面を持ち合わせながら、私たちも必要に応じて時代と共に変化し、挑戦していかなければなりません。そのためにも、３つの柱である「建設事業」「鉄構事業」「住宅事業」をより太くし、いち早く地域社会のニーズに応えられる企業であり続けること。そして、その先の未来を捉え、高い品質のモノづくりを行っていくこと。そうすることで、地域に住む人々の安全・安心で快適な暮らしに貢献することができると考えています。
その延長線上に我々の目指す100年企業があると確信しています。